修学院離宮 洛北の山麓に後水尾天皇が造営した修学院離宮。 北山を借景に採り入れたその大胆な構図は江戸時代の庭園、 いや日本の伝統的庭園として画期的な存在です。 一方で上離宮に代表される雄大な光景だけでなく、 各建造物の工夫や各所に散りばめられた意匠も秀逸。 ハラキリに代表される粗野な武家の気風とは180℃異なる、 本来の日本文化の真髄を垣間見ることができる貴重な遺構です。 → 参考:桂離宮参観記 |
|
|
|
上離宮(上御茶屋)の窮邃亭(きゅうすいてい)。冬の柔らかな陽差しが眩しい。タイトル横の写真は中離宮(中御茶屋)客殿の霞棚。 |
|
|
|
|
|
中離宮(中御茶屋)客殿杉戸の鯉の図。網の「ほつれ」までを描いた発想には脱帽 |
|
|
|
|
|
上離宮(上御茶屋)隣雲亭からの雄大な眺め。箱庭的な作庭が中心だった日本庭園でここまでの雄大な光景は希少 |
|
|
|
|
|
中離宮(中御茶屋)の楽只軒(らくしけん)。simple is the bestを体現したような建造物 |
|
|
|
|
|
写真はすべて自分で撮影したものです。許可なく画像の転載、 配布、再利用することを禁じます。リンクは基本的に自由ですが、商用サイトでのリンクはご遠慮下さい。 |