山本通・トアロード 神戸の近代建築

トアロードと山本通が交わる辺りはすでに「異人館街」の一部ですが、

風見鶏の館やうろこの家の周辺に比べてまだ人も少なく、

徹底的に観光化(俗化?)されていないため、少し落ち着いた雰囲気が残っています。

個人的に「異人館街中心部」では風見鶏の館や

旧サッスーン邸くらいしか好きな建物はないのですが、

この界隈の洋館はどれも洗練されているような感じもします

(東天閣の窓枠の細かさ、シュエケ邸の「しゃちほこ」、

門兆鴻邸の白と焦げ茶色の微妙な色合い、華僑総会の煉瓦塀などなど)。

さらに回教寺院も大きな存在。モスクからコーランが響き渡る街というのは、

日本広しといえど、この街以外にない のではないでしょうか。


神戸回教寺院

 

 

中央区中山手通2 設計:スワガー建築事務所  竣工:昭和10年

 

東天閣 (ピショップ邸)

 

シュエケ邸 (A.N.ハンセル邸)

 

設計:ガリバー

竣工:明治27年

設計:A.N.ハンセル

竣工:明治29年

中央区山本通3

 

中央区山本通3

 

門兆鴻邸 (P.A.ディスレフセン邸)

 

グラシァニ邸 

 

設計:A.N.ハンセル

竣工:明治28年

竣工:明治41年

中央区山本通3

 

中央区北野町4

 

神戸華僑総会 (ゲンセン邸)

 

神戸バプテスト教会 

 

 

竣工:明治42年

 

竣工:昭和26年

中央区北野町4

 

中央区山本町1 戦後の建築ですが、白い壁と意匠が鮮烈だったので・・

 


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