関西学院大学 経済学部 関西学院  阪神間モダニズム




時計台の正面に拡がる中央芝生。
キャンパス誕生時からの学部、経済、文、神学部の校舎と中央講堂が周りを囲んでいます。





時計台のすぐ横に建つ校舎は経済学部(手前は中央講堂)。関西学院高商の伝統を受け継ぐ名門です。








もともと戦前まで関学は今のイメージと異なり、
男子生徒が中心だったせいか、建物も簡素な造り。質実剛健な趣さえ漂います。





中央芝生から見た経済学部。
普通の建物と違い、どこか「?」な個所にお気づきでしょうか。
よく眺めてみると、向かって左側3階の一カ所に窓がありません。この窓は在校生に昔から伝えられる「関学七不思議」で最も有名な場所。
昔、自殺か殺人があって以来、窓の部分を塗り込めたとか。
後は文学部の地下、時計台関係、新月池など諸説紛々。今でも語り継がれてるかな。

でも七不思議よりも不思議(でもないですが)なのは、ちゃんと地形の高低差を考えて設計されていること。
一見すると2階建てのようですが、向かって左側は3階建てになっています。段差を感じさせない敢えて自然な設計、個人的にはけっこうツボです。


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