はじめに   造形礼賛トップ  管理人のひとりごと  Yuky R さんの自己紹介



このホームページを創ったのは2003年1月頃。
風邪で暇を持て余している時、親友のエンジニアに教えてもらいながら、
壁紙用に撮りだめしていた画像をアップしたのが始まりです。
素人がコンパクトデジカメの写真で創りあげたこのホームページ、
これだけの方々にご覧頂けるサイトに成長するとは、開設当初、想像すらできませんでした。

2008年10月からは、写真愛好家のYuky R さんのご協力も得ることができ、
感謝の気持ちでいっぱいです。皆様、ありがとうございます
(拙い写真などを出版物に掲載してくださった出版社や大学の方々にも、心より御礼申し上げます)。

  「Yuky R」さんのページ

ホームページを作成するに当たっては、
あくまでも「自分のわがまま」を優先させるようにしました。
自分が「いいなぁ」と思った造形、瞬間を捉えていこう――。
という自己満足的な動機が造形礼賛の原動力です。


ただ、基本的に「人が写っていない風景」だけを撮り、
「角度がずれまくっている写真」などを載せないことにはこだわりました。

いくらかっこいい主張や美辞麗句を並べても、画像から伝わるメッセージはいちばん正直。
「とにかく多くの場所を訪れ、どんな写真でも載せておこう」というSNSやホームページを観ると、
庭や近代建築そのものへの愛着、興味ではなく、
「単に”コレクター“として庭や近代建築を題材に選んだだけなんだろうな」と少し悲しい気持ちになります。
写真の上手い下手ではなく、なるべく綺麗な写真を掲載すること――。
それが庭や近代建築に対する最大の敬意、という気持ちは忘れないでいたいと思っています。

こんな管理人の主観を超えて、「庭ってこんなにいいんだ」「こんな素敵な建物が残されているんだ」
という静かな感動を共有してくださる方が、造形礼賛を通じて少しでも増えれば幸せです。

自分なりのスタイルを通していきたいと思っていますので、
今後もさまざまな発信手段を通じ、造形礼賛を宣伝していこうとは考えていません。
時代に逆行しているかもしれないけど、
フォロワーを獲得するためSNSに美化しすぎの加工写真を掲載したり、
検索サイトで上位に来るように操作したりという本末転倒の労力を費やしてまで、
このホームページを大々的にアピールすることには興味もなく――。

こんなに地味ぃ〜にホームページを作成していても、
1日のページビューが2,000件前後で推移していることに満足していますし、心から感謝しています。
これからも造形礼賛に気付いてくださった方との「縁」を大切にしてきたいです。




管理人のプロフィール

出身は京都市中京区で、
大学卒業後はマニラシドニーなどへの海外赴任を除き、ずっと東京都在住です。
好きな庭
は、桂離宮大仙院が双璧でしたが、
いろいろ訪れる庭が増えるにつれ、
黄梅院廣誠院など大好きな庭も増えてきました(京都の名庭をご参照ください)。
別荘が点在する南禅寺界隈のほか、最近では狭い空間に一つの世界を創りあげる坪庭の魅力にはまっています。

「公園」のような庭園、「乾いた」感じの庭が多い地方の庭とは異なり、
どこか「しっとりした」趣がある京都の庭。
1千年以上にわたって続いてきた都市の洗練された文化、
そして「庭屋一如」の概念が最大限に具体化されていることが、京都の庭に惹かれる理由かもしれません
(庭は都市文化の中にあってこそ光る存在という私見も影響しています)。

個人サイトなのに手を広げすぎてあたふたしたり、コレクターになったりはしたくないので、
特に今後は好きな庭をより深く掘り下げ、庭の美しさを伝えていきたいと思っています。
やみくもに特別公開に飛びつくのも止めました(笑)。

近代建築では、解体されてしまった日比谷三信ビルが最初に気になった建物。
幼い頃から見慣れていた同志社平安女学院
学生時代を過ごした関西学院も近代建築に興味を持つきっかけになりました。
好きな建築家は、ウィリアム・M・ヴォーリズJ.M.ガーディナーです。




◇ご連絡などはこちらにお願い致します。

◇リンクは良識の範囲でお願いします。
ただ写真は特に明記しない限り、すべて管理人(Goto.N)が撮影したものです。
いかなる場合でも出典を明記しない画像の転載、 配布、再利用はお止めください
(商用利用は必ずご一報ください)。

◇バーチャルでのつながりには興味がないので、
個人サイトとの相互リンクには関心がありません。ご了承ください。
アクセスを稼ぎたい、目立ちたいというサイトには特に興味がありません。

◇料亭やホテルのリンクは詳細な説明のために貼っています。
アフィリエイトなどは一切していないので、純粋に参考のためご覧下さい。

◇近代建築関係では、小学館「近代建築散歩」(東京・横浜編、京都・大阪・神戸編)、
鹿島出版会「近代建築ガイドブック」(関東編)などを参照しました。ありがとうございました。

◇日本庭園関係では、東京の庭に関して、
「Japonia Hortus」というサイトを参照させて頂きました。
こちらのサイトは、庭に対する静かな情熱を感じられるので勉強になります。




 
 

Special thanks to たく、ひろし、あきこ、花ちゃんYuky R さん
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