北野天満宮 

 京都市上京区、きたのてんまぐう  下鴨・西陣  50音順リスト

「天神さん」として昔から市民に深く親しまれている北野天満宮。

九州太宰府に流されて没した菅原道真の怨霊を鎮めるために

平安時代に北野の地に祀られてから現在に至るまで、

京都で北野の天神さんほど市民に親しまれている

神社はないのではないでしょうか。

受験シーズンには合格祈願、2月には観梅、そして毎月25日の縁日・・・。

市民を惹き付ける行事はきわめて多彩です。

行事だけでなく、社殿などの建造物や境内に鎮座する臥牛

(道真公は丑月・丑日・丑刻の誕生とされることなどから

牛は天神さんのお使いとされている)など見所も実に多彩。

さらに、1つ1つの建造物に見応えがあるのも特徴です。

例えば、社殿は正面と周囲で全く印象が異なり、

各所に個性的な彫刻や装飾が施されているので、

何回見てもその都度新鮮な印象が得られます

(社殿と中門の色合いも華やかでありながら上品さを失わず、

見飽きることはありません)。

父が生まれ育った家(祖父の家)が近かったこともあり、

幼き日からよく訪れた北野の天神さん。

個人的には下鴨神社と並 んで最も親しみを感じる大好きな神社です。

ちなみに「天満宮」の総本社は

道真公が「天神」として都に祀られた北野なのか、

あるいは道真公の「聖廟」としての太宰府なのか。

少し気になったのでインターネットなどで調べたところ、

両方が総本社の扱いとなっているようです。

社殿 【国宝】 正面

社殿 【国宝】 周囲

中門(三光門) 【重要文化財】

境内

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