大橋家庭園「苔涼庭」 MAP

京都の坪庭・露地庭 京都の庭園と伝統建築



鮮魚商の元請け、大橋仁兵衛氏の別荘庭園として大正2年に完成。

監修は7代目小川治兵衛「植治」。大橋氏は小川治兵衛と親交があったらしいですが、

このように「普通の感じ」で名庭が市井に残っている事実が

京都の奥深さを感じさせてくれます。


庭には燈籠が12基(玄関前を入れたら13基)も建ってるそうですが(自分では数えていない)、

ごちゃごちゃした感じを受けないのはさすが。

この庭、水琴窟(すいきんくつ)で有名で、特別公開ということもあり、

次々に団体さんが訪れていました(自分は水琴窟、全く興味なし・・・)。

係の方(京都観光協会の方?)はとても親切で、質問に答えては下さりながら、

「ひとりで庭をゆっくりご覧になってくださってもいいですよ」。

お仕着せがましくもなく、かといって無愛想ともほど遠く、最高の対応でした。

ちなみに苔涼(たいりょう)庭、大漁と掛けて命名されたそうです。






端正で端麗な玄関前の飛び石と燈籠。石の配置も燈籠の形態も個性的






寺社と比べたら決して広くない敷地(邸宅としては大邸宅ですが)に作られた多彩な趣の庭
















屋内から眺める庭園。個人の邸宅でこの眺めを堪能できるとは――。















飛び石と至るところに設置された燈籠、豊かな苔と植栽。燈籠の数と同じくらいに多様な印象を与えてくれます。









茶室になる予定だった待ち合い。円窓の影がとても美しい






手水鉢と坪庭。確かこの手水鉢が「水琴窟」になっていたような






粋な下駄が、なんとなく戦前の豪商のイメージを彷彿とさせます。
 

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