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南禅寺三門から北側に抜ける道を歩き、突き当たりを右に曲がれば聴松院の玄関。
門をくぐると準堤観世音菩薩を祀る方丈と、相阿弥が作ったとされる池泉廻遊式の庭園が目に入ります。






訪れたのがはるか前で、庭よりも湯豆腐に興味があったので(笑)あまり記憶が定かではないのですが、
参道近くにまず白砂の枯山水が拡がり、その奥に池泉庭園があった気がします。









池泉庭園では、石橋が印象的。
石橋の形状やその他の石の配置を見ると、相阿弥が手がけた銀閣寺の池泉庭園と似た造りになっていることから、
聴松院の庭を相阿弥が作庭したとの言い伝えも信憑性が高いような気がします。













苔の曲線と白砂の直線が絶妙にマッチしている美しい枯山水









寺院の名称のいわれにも関係しているのか、聴松院では「松」の枝ぶりがとても見事






 美しい庭園を眺めながら、京名物の湯豆腐を食べられる貴重な塔頭だったのですが、
いつからか料理の提供が中止になったんですね。南禅寺永観堂などを回って歩き疲れたとき、ちょっと休憩するには最適の場所でした。

※写真は湯豆腐料理店を営業時に撮影したものです(現在は庭園非公開)

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