南禅寺方丈庭園

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室町時代に制定された五山制度で、「別格」として頂点に位置付けられた、禅刹で最も格が高いとされる南禅寺。
方丈庭園は小堀遠州の作と伝えられ国の名勝に指定されています。
ちなみに塔頭・金地院の方丈前庭園も小堀遠州の作庭で、こちらは小堀遠州が確実に手がけたとされています。









天正年間(16世紀末)に京都御所の清涼殿を移築して建てられた国宝の方丈。
桧皮葺の屋根の曲線などが優美ですね。










国の名勝に指定されている方丈庭園。
石組みを建物側から奥の方に徐々に細く流すことで、庭に広がりを持たせています。







「虎の子渡し」の庭と伝えられていますが、あまりその辺は審美眼がなくて良く分からず。
ただ誰もいない方丈の縁に座り、名園を眺めているだけでほっこりと落ち着きます。








南禅寺には方丈庭園以外にも多彩な庭があり、すべて回廊から眺められます。雨の日にもお勧めかもしれません。






こちらは小方丈庭園「如心庭」









茶室「窮心亭」と「不識庵」










方丈では、この「滝の間」で別料金で抹茶を頂くこともできます。
個人的には、南禅寺方丈ではこの部屋から眺める庭がいちばん印象に残りました。










南禅寺のシンボルとも言うべき三門。
冬の柔らかい陽射しを浴びて座る若いカップル、絵になりますね。




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