式根島旅行記    造形礼賛  


 泊海岸

「お盆休みに式根島行かない?」。
親友一家から誘いを受けたときは、
単に「そうだな。たまに海もいいか」くらいにしか思ってなかったのですが、
実際の式根島はいやはや、何とも素敵すぎる素朴なリゾートでした。
海の美しさだけでなく、大好きな温泉が海岸の至るところにわき出て、夜は見事な星空。
東京からわずか2時間半ほどの場所にこんな素晴らしい自然が残されているとは――。

アクセス

自分は竹芝桟橋からジェット高速船を利用しましたが、
前夜出発の大型船、調布飛行場から小型飛行機で向かうことも可能です。
ちなみにジェット船は全く揺れず、船酔いの心配を全く感じない快適さでした。
運航時刻や料金はこちらのページで確認できます。

宿泊

泊まる場所は基本的に「民宿」です。
自分たちが泊まったのは「潮風」という民宿
(このマップで位置を確認できます)。
海(石白川海岸)まで1分という場所にあり、食べ物屋や貸自転車屋などにも近く、好立地でした。



オンシーズンの宿泊料金は朝夕2食付きで8600円。
夜には必ずお皿いっぱいに盛りつけられたお刺身と焼き魚が出るようです。
部屋は民宿なので「民家の一室」、ホテルのような設備は期待できませんが、
エアコンは完備されているので快適に過ごせます。
トイレは共同ですが、洋式(洗浄機能付き)が設置されていました。
ただオンシーズンは当然、ほかのお客さんも多いので、夜9時くらいまではけっこう賑やか。
特に子ども連れの家族も多いので、カップルで静かな夜を過ごすという雰囲気ではないかな
(ただ海岸とかに行くと人もまばらなので、思い切り自分たちだけの世界に浸れます)。



海岸

宿の近くの石白川海岸のほか、泊海岸、中ノ浦海岸などに出掛けました。
初日は中ノ浦に。入り江になっていて水は沖縄並みの美しさなのですが、
砂浜というよりも石が多く、海中を歩くときに素足ではちょっと痛い感じでした。
2日目に訪れた泊海岸(いちばん上の写真も)は砂浜もあり、泳ぐのならこちらの方がいいかな。
海では水面にゴーグルをちょっと付けるだけで、足下で泳ぐ魚たちが見えます!
魚は中ノ浦の方が多かった気もしますが、これはその日の海温や潮流によるのかもしれません。

 泊海岸

 泊海岸

 中ノ浦

 中ノ浦

 石白川

温泉

海岸と並ぶ式根島の魅力は温泉です。
今回訪れたのは2カ所ですが、ほとんどの海岸で少し掘ればお湯が出てくると言われるほど、
どこでも温泉を楽しむことができるようです
(海中で泳ぎながら温泉を楽しめる場所もテレビで紹介されていましたが、
そこには船をチャーターしないと行けないみたいです)。
島内の温泉に関してはこのページに詳しいですが、自分たちが行った温泉の感想を少し。



まず式根島漁港(船が到着する港とは別)近くの松ヶ下雅温泉。
ここは島内では珍しく人の手が加えられた温泉ですが、お湯は源泉そのもの、
浴槽は3つほどで足湯もありいちばん手軽、気軽に楽しめる温泉です。
海を見ながら、潮騒を聞きながらの入浴は極楽気分・・・・。
オンシーズンでもそれほど混んでいなくて、ほとんど貸し切り状態でした。



特筆に値するのは、夜の入浴。
上の写真の端っこ(海側)まで進むとほとんど照明が届かないため、
言葉を失うほどの星、星、星・・・・・。お湯もそれほど熱くないので、
温泉に浸かりながら、心ゆくまで美しすぎる満天の星を楽しめます。
波の音をBGMに、なんとぜいたくな瞬間!天の川、生まれて初めて観ました(笑)。



最も楽しみにしていた温泉は、断崖絶壁の先にあるという地鉈(じなた)温泉。
急な階段を下りて行かなければいけないと訊いていたとおり、
温泉の入り口から下を見ると・・・・・。



うおぉ。迫り来る断崖の中を通る階段と一本道が・・・・。
よくこのような場所を先人の方は見つけたものだと感心しながら、下に降ります。
実際は階段も道も整備されているので、思ったほど苦痛ではありませんでした(上りも)。





ようやく断崖を抜けて海に出ると、そこには普通の磯の景色が広がっているだけですが、
手を付けてみると「お。温かい!」。海水が混じって、ちょうど適温になっているのがわかります。



磯から少し離れたところにも「いかにも温泉」という溜まりがあるのですが、
こういうところは反対に要注意。海水が入り込んでいないので、
びっくりするほど熱い場合が。絶対に慌てて飛び込まず、必ず先に確認を!



適温の溜まりを見つけて、ゆっくり移動。



波の音をすぐ真横で聴きながら入る露天風呂はもう最高でした・・・・・まさに極楽。
ちなみに式根島の野天湯はすべて混浴なので水着着用が原則。
入湯料も時間規制もなく、いつでも入れますが、
この地鉈温泉は高低差があるので夜は危険かと思います
(松ヶ下雅湯は適所に照明があり、平坦なので夜でもおそらく問題ないかと)。



あと式根島で欠かせないのが、貸自転車。
狭い島なので自転車があればどこにでも10数分で到着です。
ただ起伏がとても激しいので、レンタル料は少々高いですが、
電動アシスト自転車が絶対的にお勧め。よほどの健脚でない限り、
普通の自転車では必ず後悔すると思います。

 Special thanks for Naka's family.

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