五島美術館庭園   東京都世田谷区上野毛  MAP         東京の庭園と伝統建築  トップページ




世田谷の閑静な住宅街に佇む五島美術館。
東急電鉄の元会長・五島慶太氏の所蔵品を公開する目的で設立されました。庭園は五島家の寄贈で、五島慶太氏もよく散歩をされていたそうです。











庭園は想像以上に広く、散策に最適です。ここの庭園の最大の魅力は「漠然とした不思議さ」。
最初は統一感に欠けていると思ったのですが、いろいろな要素を包み込んだ上で醸し出す「不思議さ」に強く惹かれました。









多摩川が武蔵野台地を浸食してできた傾斜部(国分寺崖線)に位置するため、庭園内は起伏に富んでいます。










ホテルのように整備された近代的な庭園もあれば、池の向こうに石灯籠という純和風の趣を持つ庭も。
季節の花も美しく、訪れたときはツツジが満開でした。







赤門の周辺とともに最も「不思議な雰囲気」を漂わせているエリア。門の横には、萬福寺などの禅刹でおなじみの石柱が建っています。
確か、強烈な臭いの野菜と酒を境内に持ち込んではならないという意味だったかな。








この門をくぐると目の前に石段があり、草深い崖の至るところには仏像や石像が置かれています。
なんとも不思議でいながら、心がとても落ち着く空間・・・・・。









この中でひときわ美しく優しい表情の仏さま








庭園だけの見学も可能(料金は300円)。庭園の横を東急の大井町線の電車が通っていきますが、
上野毛駅から徒歩数分の場所で、現実の世界とは異なる空間に小旅行できる感覚はとても貴重です。

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