常楽寺
天台宗、じょうらくじ、滋賀県石部町
長寿寺の「東寺」に対し、常楽寺は「西寺」という通称で親しまれています。
常楽寺は奈良時代に開かれたという天台宗の古刹で、国宝の本堂と三重塔のほか、多くの寺宝をいまに伝えます。
しかし、いかめしい雰囲気はいっさいありません。素朴な農村を抜けるたところにある、飾り気のない境内。
近世以前から変わらぬ自然な姿で、参拝客を出迎えてくれるのは何とも嬉しい限りです。
境内裏の山に登ると江戸時代と変わらない農村風景が目の前に拡がります。
本堂 【国宝】 |
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三重塔【国宝】 |
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2002年夏に行ったときは、境内とその周辺の整備工事が行われていました。これまでの素朴な雰囲気が保たれるのか、少し懸念が残ります。
JR草津線・石部駅(京都から琵琶湖線・草津駅で乗り換え約30分)下車、町内循環バス
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