東華菜館(外観)  京都の近代建築 ヴォーリズの建築 MAP

Note: 設計:W.M.ヴォーリズ  竣工:大正15年 



京都の中心、四条大橋の西詰めに建つ東華菜館(中華料理店)。
地元の人間にとっては、四条になくてはならないランドマーク的な存在で、
建築に興味がなくても、京都の人間なら誰でも知っている有名な建物です。





鴨川にその姿を映す洋館は、W.M.ヴォーリズの設計で、大正15年に竣工しました。





現在では「東華菜館=中華料理」のイメージが浸透しているため、
洋風建築も違和感がないのですが、もともとはフランス料理店向けに建てられたそうです。





塔屋は関西学院の時計台にも似ていますね。




鴨川沿いの東側はどちらかといえばシンプルな造りですが、正面(四条通沿い)にはいろいろ趣向を凝らした意匠が。




レストランを意識したのか、いろいろな生き物(食材・・・)が潜んでいます。
この玄関の庇には――。これはタコじゃないし、ジュゴンでもない??




正面中央には、シャチが口を開けています。この遊び心、いいなぁ。




玄関の細かい装飾と色合いにも注目





では玄関から中へ。店内は後日、紹介しますね。


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