サンセバスチャン教会(マニラ) MAP 更新履歴 マニラの教会  教会の建築 トップページ  



フィリピン滞在時、会社のドライバーが
「世界でも珍しい教会に行きましょう」と言って案内してくれた聖セバスチャン教会です。







マニラの下町を走っていると、突如として目の前に淡い水色の大きな教会が。






近くで観ると、とにかくでかい! マリア様も遠く上の方に・・・・。
最初は教会としては意外に珍しいこの壁の色が「ウリ」なのかなと思っていたのですが、
どうやら違うみたいでした。では、中に入ってみましょう。






内部も堂々とした外観に負けず、ゴシック風でとても壮麗です。
ただほかの大教会との違いがよくわからなかったのですが、なんとこの教会。
一見すると石造に見えるのですが、鉄で作られているそうです。










あらためて眺めてみると。どう見ても鉄骨でできているようには見えない・・・・。
石造の雰囲気を大切にしたこの建築、すごいですね。
教会の銘板によると、ベルギー系企業の手で1891年に竣工したようです。
たびたびの地震で被害を受けたため、鉄骨での建造を思い付いたとか。










「鉄の教会」と書くと少し冷たいイメージを与えてしまいますが、
内部はとても暖かい雰囲気。
柱の前には聖人や教会ゆかりの方々の彫像が置かれています。
確か日本人(この女性の方かな)も含まれていたと思うのですが、錯覚かもしれません。










教会の敷地内には管理事務所や大学の建物が並んでいます。
上の写真は管理事務所だったかな。内部はとてもしゃれた造りになっていました。






教会を出て街の様子を撮影していると、突然トライシクルに乗った少年。
「ボクも写真に撮って下さい?」と満面の笑みで呼び掛けてくれました。
最初は「客寄せしてぼったくり?」と思った自分を許して下さい。


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