ニコライ堂 日本正教会東京復活大聖堂  【重要文化財】

造形礼賛


東京の近代建築 お茶の水・水道橋 

日本正教会の総本山・東京復活大聖堂は、ロシア人の聖ニコライ大主教が開設しました。

東京では貴重なビザンチン様式の教会建築で、

明治の昔からお茶の水のランドマーク的存在として「ニコライ堂」の愛称で親しまれています

(藤山一郎の往年の大ヒット曲『東京ラプソディー』の2番にも登場しますね)。

設計はJ.コンドル(岡田信一郎改修)、竣工は明治24年。 

白亜の壁に「くっきり」としたダークグリーンの装飾、堂々とした石の質感――。

近代的なビルが建ち並ぶお茶の水界隈で、大きな存在感を放っています。す。

 

聖堂の内部は撮影禁止ですが、開放時は誰でも中に入れます。ステンドグラス、イコンは必見。

神聖な雰囲気に包まれた、素晴らしく荘厳な世界です。

左は聖母マリア、右はキリストの肖像? 漢字での表記が、却って斬新なイメージ。

大聖堂の南側に建つ小聖堂。

 

明治前半に建立された教団事務局。シンプルですが、趣は豊か。

JRお茶の水駅・地下鉄新御茶ノ水駅5分 千代田区神田駿河台4-1

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