遺愛学院(北海道函館市)  はじめに   トップページ  大学の近代建築 by 「Yuky R」



明治15(1882)年創立の歴史ある遺愛学院。鈴蘭の校章がその歴史と清楚さを伝えます。北海道函館市杉並町23-11。

校章を正面に頂く本館。明治41年(1908年)の竣工で、ジェームズ・マクドナルド・ガーディナー(James McDonald Gardiner) が設計しました。
下見板の淡いピンクが限りなく上品。いかにも西洋、ではなく旧制高校の校舎のような雰囲気を残しているように感じるのは、歴史の重みのせいかな。

校庭から望む本館(写真中央)。


遺愛学院旧宣教師館(ホワイトハウス) 。明治41年(1908年)の竣工で、本館とともに重要文化財に指定されています。設計者は不詳。

六角形のボウウィンドウが「ハイカラ」ですね。写真からは、素晴らしい保存状況が伺えます。



講堂はW.M.ヴォーリズの設計で、昭和10年(1935年)の竣工。上げ下げ式の窓が茶色のステンドグラスになっています。


こちらは別の敷地に立つ幼稚園(北海道函館市元町4-1)。大正2年に完成しました。入り口のガラス配置がシンプルな美しさ・・・・・。

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