碓氷峠めがね橋  MAP  国内旅行特別版 造形礼賛トップページ  2013年10月12日




友人の写真を観てから、ぜひ行きたいなぁと思っていためがね橋。
秋の三連休を利用し、電車で出掛けました。東京から信越線の横川まで、ちょっとした小旅行です。






横川駅に到着。ちょうどSLの特別列車も運行されていました。
現役のSLを観るのは何年ぶりだろう。あまりにも昔で思い出せません。











横川駅からは、昔の信越線を利用したトロッコ列車に乗ると、めがね橋までの歩く距離がかなり短くなります
(往復1,300円、所要時間は片道20分)。
途中駅の「まるやま」には旧丸山発電所」が残っていました。
ちなみに峠の湯には日帰りの温泉施設があったのですが、2013年10月現在は火災のため休業でした。







峠の湯でトロッコ列車から降り、
実際に使用されていたトンネルを5つほどくぐり、目的地を目指します。
峠の湯からめがね橋までは約2キロほど、遊歩道も整備されていて歩きやすいのですが、
ほとんどずっと緩やかな坂道。歩き慣れていない人にとってはいい運動になります・・・・・。






訪れた日は10月にもかかわらず、ほとんど真夏日。
ただトンネルに入るととても涼しく、一挙に汗が引きました。実際に列車が走っていたトンネルを歩けるなんて、なんかうれしいですね。













しばらく歩くと、目的地のめがね橋。
すごい! ここまで巨大な煉瓦建築にはなかなかお目にかかれません!
200万個の煉瓦を積み上げて造られたそうで、明治の先人の努力と技術に脱帽です。






人と比べると、大きさが実感できると思います。緑に映える煉瓦のアーチ、絶景ですね。








めがね橋の上は峠の湯から続く遊歩道。
ただ橋の下は道路が通り、落ち着いて眺めるスペースがないのが残念です。橋の下には清流も通っているので、
記念公園などが整備されていたらもっと良かっただろうなと思います。








めがね橋に向かう途中には湖も(碓氷湖=坂本ダム)。ダムの放流部分も観ることができます。
整備はされているのですが、なんとなく寂れた感じが却って良かったです。






貴重な産業遺産でもあるめがね橋。
一時は解体という話も出たそうですが、残されて本当に良かった! 



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