桂離宮 天橋立



外腰掛から少し険しい飛び石を歩くと、眼前に広がる庭園「天橋立」。

石の選定、配置、どれも最高のバランスなんだけど、

なんと言っても景色を引き締めているのは、洲浜先端の石灯籠(岬灯籠)。

焦点をそこに凝集させることで、散逸している石や植栽を引き寄せている。



外腰掛からは歩きにくい飛び石の配置のためどうしても下を向いて歩くから、

いきなり完成された庭園が視界に入って思わずびっくり。これも作者の織り込み済みなのか。

新潮社刊「桂離宮」の「桂離宮散策」で、俵万智さんが書いておられるように、「飛び石は仕組まれたものだったのかもしれない」。






繊細さだけではなく、豪壮な石組みも。洗練さを維持しながらも、これほどリズミカルな庭は稀少。






橋と橋が重なる景観も、すべて計算された角度(と思う)。「うーん」と唸る見事なフィット感。







松琴亭の手前に架かる石橋。夏(上の写真)は樹木に覆われているが、冬には「四腰掛」(卍字亭)が姿を見せる。  


御幸道・外腰掛→天橋立→松琴亭外観松琴亭内部賞花亭・園林堂笑意軒書院月波楼御輿寄・その他の景観
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