村井兄弟商会旧たばこ工場

京都の近代建築 京都の煉瓦建築

市バス・ 馬町下車 ― 京都市東山区馬町通東大路西入ル

竣工:明治33年 設計:横河工務所(松井貴太郎) 施工:大林組 竣工:昭和4年


大きくカーブする緩やかな坂道の途中、古い町家が並ぶ馬町通に突然姿を現す煉瓦造りの重厚な建物。

実はこの建物、100年前にたばこ工場として建てられたもので、当時は2000人以上の労働者がここで両切りたばこを作っていたとか。

いまは関西テーラーという会社が所有し、たいせつに使用しながら保存を心がけておられるようです。

 

飾り気のない煉瓦造りの建物が木造の町家と微妙にマッチしているこの風景は本当に印象的。京都ならではの良さを体感できます。

ここまで庶民の生活というか市井に溶け込んでいる煉瓦の建物は意外と珍しいのでは?

 

京都の旧市街ならよく見かける普通の路地に煉瓦の塀。正面に木造の家屋が見える光景はとても不思議で魅力的な光景です。

 

建物の端っこに鳥の彫像。こういう小粋な装飾が近代建築の醍醐味だったりもします(左)。


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