夜叉門や金閣殿に至る石段の手間に建つ二天門。こちらも光り輝く美しさです。
(日光山輪王寺発行「日光大観」より引用)
二天門の前に建つのは、参拝者が手と口を洗い浄めるための「御水屋(おみずや)」
裏山の清水から水を取り込んでいます。写真でちゃんと撮ることを忘れていましたが、内部天井には狩野安信の絵も。
燈籠が多く建つのも大猷院など、徳川幕府関連の建築物の特徴です。
大猷院を管理する僧院「龍光院」前に並ぶ燈籠は圧巻。
これだけ燈籠が多いのは、大名などが競って徳川家に献納したためだそうです。
参拝者が最初にくぐる仁王門。他の門に比べると、比較的地味な印象ですが、紅と金の色調が美しいです。
大猷院には、この他にもさまざまな彫刻や装飾、建物の意匠があり、何回訪れても新たな発見の連続です。
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