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閉門間近の宝泉院。途中で1人の拝観者と顔を合わせただけで、しばらくこの空間を独り占め
樹齢700年と言われる五葉松も「額縁」の中に
最も美しい「額縁」として景色を堪能できるよう、計算された柱と柱の間合い
建物を取り巻く庭園の名称は盤桓園(ばんかんえん)。「立ち去りがたい」を意味するとか。
苔庭に囲まれて雄姿を見せる五葉松
格子越しに眺める鶴亀庭園。茶器が置かれているのも印象に残りました。
平成17年に作られた新しい庭園「宝楽園」。良い意味で新しさを感じさせない深い趣を漂わせています。
苔と白砂と置き石。木漏れ日が枯山水の美しさを引き立てます。
苔むした石垣が続く、三千院から宝泉院に向かう道
途中に建つ勝林院は天台声明(しょうみょう)で有名。宝泉院はここ勝林院の子院になるそうです。
宝泉院の拝観料は800円。抹茶と菓子付きです。少し高く感じますが、額縁から見る景色を見ながらのお茶は格別です。
訪れた日は妙齢の女性が一人、上品な佇まいでお茶を飲んでいらっしゃいました。絵になります・・・・。
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