金沢21世紀美術館 松涛庵 山宇亭 金沢の庭園 坪庭・露地 トップページ MAP








日本でも有数の来場者を集める金沢21世紀美術館。
奇抜な展示でいつも毎日、多くの人で賑わっていますが、敷地内の片隅に2軒の茶室と露地で構成される日本庭園があります。










敷地内に入ると、予想を超える完成された露地(最初は付け足し的なものと思っていた)。
四方仏の手水鉢に役石、懸樋(かけひ)の周辺には木賊(とくさ)も植えられていて、きめ細かいつくりになっています。+










美しい苔のと枯流(かれながれ)、そして蹲踞(つくばい)。本格的な露地のつくりとなっています。







松涛庵から観る露地。松涛庵はもともと藩主の居宅として使われていましたが、昭和になって茶室に生まれ変わりました。









苔の緑が美しかった庭も、冬には雪で覆われ、また異なる趣に。正面の建物は、もう一つの茶室「山宇亭」です。









山宇亭は、産業機械の会社を経営していた直山家から寄贈されたそうです。






内部は四畳半の簡素なつくり。掛け軸は茶道では有名な「喫茶去(きっさこ)」。お茶を飲んだら帰りなさい!ではなく、
「どうぞゆっくりとお茶を召し上がりください」の意味になります。









蹲踞(つくばい)も石灯篭も雪に埋もれて――。金沢の冬の庭、本当に美しいですね。






21世紀美術館は、
レアンドロ・エルリッヒの作品「スイミング・プール」で有名ですね。一見すると普通のプールなんですが、






上から覗くとプールの中に人が………。






透明のガラスの上に深さ約10センチの水が張られており、ガラスの下は単なる水色の空間になっているという仕掛け。
単純なトリックのようですが、プールの底から空を眺めるという体験は意外に新鮮かもしれません。→ 公式ホームページ





Copyright © Goto N.  All Rights Reserved