清澄庭園 (東京都江東区)  東京の庭園  MAP  東京の大名庭園  



清澄庭園は、下総国(現在の千葉県)関宿藩の下屋敷でしたが、明治維新前後には荒廃。
1878年(明治11年)にこの土地を購入した三菱財閥の創始者、岩崎彌太郎が関宿藩下屋敷の庭園を基に改修に着手し、
1880年(明治13年)に三菱関係者や賓客向けに「深川親睦園」として開園しました。




  公式ホームページから引用





現在の清澄庭園は、大名庭園の当時の姿を活かしながら、岩ア弥太郎が集めた名石で構成されています。
何よりも大泉水を中心に広がる緑豊かな風景は爽快感100%!








入り口から近い「芦辺の浜」辺りから観る中の島、鶴島、そして小高い丘の「富士山」。
この中腹に石灯籠が建つ富士山は個人的にいちばん好きな風景でした。
写真右側には、池(大泉水)に突き出して建てられた「涼亭」









真っ青な空の下に広がる広大な緑の池泉庭園。
東京のど真ん中で、とても気持ちよい空間ですが、借景は無造作に建つビル。
ただこれも東京ならではと思えば一つの個性ですね。






清澄庭園で最も印象的だった「富士山」。
他の庭園でも富士山をモチーフにした造りはありますが、一基の石灯籠が強烈な存在感で目を引き付けます。









中腹の植え込みは、富士山にたなびく雲を表しているとか。粋ですね。







富士山から少し歩くと、今度は見事な枯れ滝の石組









この部分は、周囲の緑が少し抑えられた冬の方が迫力ありますね。
堂々とした紀州の青石、枯流れを構成する伊豆磯石の美しさ・・・・






歩を進めるごとに景色、印象がが変わるのも清澄庭園の特徴







特に荒磯に配された沢飛石は一歩ごとに異なる景色が楽しめるように作られているそうです。







でもやはり、ビルも借景の一つと割り切っていても、どこにでも映り込むビルの景色は少し残念――とも思うのですが、
清澄庭園は借景に関係なく、庭園そのものの趣向や美しさが十分に楽しめる名園です。








見事な切石を合わせて造られた石橋も端正な美しさ。
この庭園に限らず、岩崎弥太郎が日本庭園に与えた優れた感性はもっと評価されてもいいのではと思います。






動植物にはほとんど興味ないのですが、清澄庭園にいっぱい棲みついている亀たち。
一緒に泳いだり、甲羅干しをしたり、人に近づいてきたり――。とてもかわいくて、微笑ましかったです。




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