泉涌寺    御所・離宮 紅葉の風景 50音順一覧 MAP 京都の庭園と伝統建築

 

皇室の菩提寺「御寺」(みてら)として有名な泉涌寺。

江戸時代以前の歴代天皇が葬られた月輪陵の存在などから、

泉涌寺は他の寺院とは異なる「特別な寺院」というイメージが強い。

 

 

 

個人的にも、泉涌寺の静謐な雰囲気は独特かなと思う。

まず総門から仏殿を坂道の下に観るというアングル。

多くのお寺では門から「上に」伽藍が位置するが、

泉涌寺では門から下に、樹木で覆われた参道の向こうに伽藍を観る。

ちょっとした違いだけど、それだけでも大きな個性。

 

また月輪山の山麓に位置するという立地条件からか、

昼間を過ぎても「靄」(もや)がかかっていたりする。

「聖域」という雰囲気をさらに高めるのになんて効果的な・・・!

 

寺院建築史の面でも異色。

いわゆる禅宗様式の伽藍配置になっているけど、泉涌寺は真言宗。

観光ではメジャーな存在ではないけど、本当に趣が深い個性的な寺院です。


紅葉の頃の泉涌寺。





 


坂の下に観る仏殿。独特の雰囲気
 

端正な美しさを見せる仏殿。建築様式だけみると禅刹と思ってしまう。

 

境内に敷き詰められた白砂も「聖域」の雰囲気をさらに高める

 

伽藍配置も禅宗様式。手前から仏殿、舎利殿

 

仏殿の花頭窓と後ろに位置する舎利殿


Copyright © Goto N.  All Rights Reserved.