瑞泉寺 (神奈川県鎌倉市)  東京・関東の庭園  MAP  夢想疎石の庭  トップページ





鎌倉・二階堂の最も奥に位置する円覚寺派の名刹、瑞泉寺






深い緑に囲まれた、風情のある寺院ですが、なんと言っても天龍寺永保寺を手掛けた夢想疎石の庭で有名です。














夢想疎石が手掛けた庭は本堂の裏手。素人目には、岩盤をくりぬいた「やぐら」とその前に何気ない池があるだけにしか見えません。
庭の左に橋が掛けられているので、かろうじて「庭なんだ・・・・」とわかる感じです。






ただこの庭は、夢想疎石の作庭の原点で、庭園史上画期的な存在









特に草木が枯れた冬季の方が、庭としての全貌を把握しやすい感じです。
庭園関係の書籍やインターネットのサイトでも、その存在意義からこの庭は絶賛されていますが、
ただやはり自分のような素人には、正直なところ、この庭そのものから受ける感銘は少なかったです(知識と鑑賞眼の欠如?)。







本来はこの橋の上の柵を超え、崖の上に建つ「へん(=ぎょうにんべんに扁)界一覧亭」と名付けられた四阿(あずまや)に登れたようです。
現在もこの四阿は建っていますが、立入禁止。この「へん界一覧亭」から庭園を俯瞰することが可能ならば、庭としての全体像を捉えることができ、
また異なる印象を受けたのではないかと思います。





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