高台寺月真院 京都の庭園 地図 高台寺界隈の庭園








岡林院(こうりんいん)とともに、なかなか公開される機会がない高台寺の塔頭、月真院。
新緑の季節が近づく4月中旬に拝観しました。







月真院の見どころは、なんと言っても八坂の塔を借景とした本堂南側の庭園。
本堂の縁側に座って、いかにも「京都らしい」風景を楽しむことができます。







庭としては、本堂南側は垣根の近くに複数の石が散在するだけの広々とした芝生の庭になっています。









一方で南庭の東側には、もともとは池泉だったと思われる枯れ池と立体的な石組みで構成された庭。
青々と茂る楓も美しいですが、紅葉の季節には見事な赤に染まるのかなと思うと、秋にもぜひ訪れたいですね。









石組みは智積院の庭と似たようなつくりに。ある情報によると、もともと月真院には小堀遠州作の庭があったとのことですが、
何らかの関連性があるのかどうか。









月真院は、庭だけでなく、新撰組のファンの方にはとても知られた塔頭のようです。
自分は新撰組をはじめとする京都の幕末には全く疎いため、何もコメントできませんが、
伊東甲子太郎が主導する御陵衛士(高台寺党)が屯所を置いたとされているようです(詳しくは公式サイトで)。



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