法輪寺 無尽庭 だるま寺の名庭 京都の庭園 京都の枯山水 地図 京都の苔庭
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「だるま寺」で有名な妙心寺派の禅刹、法輪寺。街中にこのような名庭があるとは知りませんでした。
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本堂の南側に作られた「無尽庭(むじんてい」。悟りまでを表した禅宗の「十牛図」をモチーフに作られたそうです。
ちなみに法輪寺の庭園の名称では「無尽庭」「十牛の庭」が混在していますが、ご住職に確認したところ現在の庭の名称は「無尽庭」。
十牛の庭は過去の名称で、現在の別名でも一区画の名称でもないとのことでした。
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十牛図に因み、なんと縁側には牛がいます(笑)。
個人的に、よく名庭に蛙などの置物が置かれているのはあまり好きじゃないのですが、この牛は庭の雰囲気を壊さず、庭の魅力に貢献していました。
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向かって右側には石塔とどっしりとした苔むした石が大きな存在感。この石、なんとなく牛を表しているような・・・・・。
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そして左側には、枝ぶりが見事な百日紅と個性的な石の数々
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美しい苔に名石の数々。京都の庭園文化の奥深さを改めて感じました。
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早春の暖かい日に縁側でこの素敵な庭をしばし独り占め。幸せな時間を過ごせました。
ところで法輪寺というお寺は嵐山にもあります。この名前を訊いたとき、懐かしい少年時代を思い出しました。
おそらく京都の人間なら誰でも経験している、「こくぞう(虚空蔵)さんの十三参り」で有名なお寺。
そういえば、十三参りでは渡月橋を渡りきるまで振り返ってはダメなんですよね。しばらく忘れていた子供の頃の想い出でした。
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