天寧寺 比叡山額縁の門 比叡山の借景庭園 MAP 50音順別一覧 京都の庭園![]() |
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![]() 寺町通りの北の端、鞍馬口通り近くに建つ曹洞宗の天寧寺。 京都に数多く存在する街中の寺院と変わらない雰囲気なのですが、 額縁に見立てた三門から美しい比叡山の姿を観ることができます。 ![]() 寺町には多くの寺院や町家が並んでいるのですが、ここ天寧寺からだけはっきりと、それも門の前から比叡山が見えるという不思議 ![]() 境内から観る比叡山。訪れた日は春だったせいか、少しかすみがち。 冬なら門の向こうにくっきりと比叡山を確認できると思います。 ![]() ![]() 枯山水風の境内に建つ「諫鼓鶏(かんこどり)」の石灯籠。 善政が布かれているため、 諫鼓(中国の伝説で、政治に諫言するときに人民が鳴らすとされた鼓)が響くこともないため、 鳥も逃げないという「平和」の象徴とされています。暇な状況を表す「閑古鳥が鳴く」の由来? ![]() 近所に住んでいて、何回か前を通ったこともある天寧寺。 京都を離れてから初めて額縁門の存在に気付きました。 京都は、本当に知らないだけで、まだまだ多くの見どころがいっぱいあるんだなぁと痛感しました。 ![]() ところで天寧寺は、大徳寺の塔頭「真珠庵」の茶室「庭玉軒」の露地を作庭したとされる金森宗和の菩提寺。 金森宗和は飛騨高山藩の藩主の子息で、茶人としても有名です。 庭玉軒の露地(撮影禁止)は、わびさびの雰囲気を残しながらも、端正な美しさにあふれていました。 ![]()
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