曼殊院門跡
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天台宗の代表的な門跡寺院。寺格の高さとともに紅葉で有名ですが、新緑の美しさも見逃せません。












桂離宮を作った八条宮智仁親王の子息・良尚法親王が、洛北のこの地に日本でも指折りの優美な庭と書院を完成させました。
新緑の時期に合わせたのか、廊下には緑の毛氈。いいなぁ、こういうさりげない細やかさ




















あぁ、なんて優雅な曲線・・・。御所や門跡寺院に特徴的な「円さ」が極めて印象的。






江戸時代初期に建立された大書院(現在の本堂)。簡素ながらもあか抜けた建物です。






黄昏の間の違い棚「曼殊院棚」。約十種類の寄せ木で作られています。富士の間との欄間は菊型の飾り。






十雪(じゅせつ)の間の違い棚は桂離宮と同じ型で、障壁画は狩野探幽筆。滝の間との欄間は月形、卍くずしです。















なにげない書院の壁や手水鉢、坪庭なども上品な赴き。門跡寺院ゆえの高貴さなのか。


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