弘前の近代建築と五能線 弘前旅行記  MAP  国内旅行特別版 造形礼賛トップページ
New!  弘前学院の旧宣教師館 旧弘前市立図書館 日本聖公会弘前昇天教会





弘前旅行記

以前から憧れていた北の城下町、弘前。
城下町という日本的情緒の中に洋館が佇むイメージそのままの瀟洒な街でした。






学校建築

いちばんの目的は近代建築めぐり。教会と学校を中心に、かなりの数の洋風建築が残っています。
明治以降、北東北の学都として多くの学校が建設された弘前。
旧制弘前高校(現在の弘前大学)には外国人教師館、同弘前中学(現・弘前高校)には鏡ヶ丘記念館(旧校舎)のほか、
弘前学院の旧宣教師館、東奥義塾の外国人教師館や図書館(旧弘前市立図書館)など個性的な建築が目白押しです。







教会建築

中央弘前駅(弘南鉄道)近くに「襖を開けて入る」日本聖公会の弘前昇天教会のほか、
カトリック弘前教会、日本キリスト教団弘前教会など。
京都と同じく、伝統を尊重しながらも当時の先進文化を積極的に採り入れようとした風土もまた弘前の魅力ですね。







公共・民間建築

民間建築では、地元出身の名棟梁、堀江佐吉が設計した旧第五十九銀行本店(青森銀行記念館)が白眉。
個人の邸宅では、地元の実業家・藤田謙一氏がが建てた洋館が個性的で洒落た外観です。
旧帝国陸軍将校の集会所として建設された旧弘前偕行社は国の重要文化財。







伝統建築

津軽地方を治めた弘前藩の本拠地、弘前城。天守閣は江戸時代の面影を今に伝えます。
城下町として栄えた名残として、藩主の菩提寺を中心とした寺町(禅林街)や五重塔などの歴史的建築物も豊富。







市街地の風景

中心街の土手町、歓楽街の鍛冶町ともに昭和の香りを漂わせ、
どこか懐かしい雰囲気。映画のセットのような佇まいです。ただ昼間から夕方にかけて、とにかく人が少ないのに驚きました。






五能線

弘前から津軽平野を横断し、日本海側を南下する五能線。
絶景を楽しめるローカル線として有名ですが、車窓から眺める風景は予想を超える素晴らしさでした。
線路のすぐ横が波打ち際! 冬の五能線に乗ってみたい――。







不老ふ死温泉

五能線沿いにある海岸の露天温泉として有名です。
こちらも「実際はたいしたことないのかなぁ」と思っていましたが、
日光を浴びながら海を眺めて入る温泉は最高でした! ゆっくり滞在してみたい。







十二湖

世界遺産に指定された白神山系に囲まれた十二湖(実際には33個の池で構成)。
透き通るような「碧さ」で有名な青池や沸壺の池、ブナの原生林など、自然が好きな人にはお勧めの場所です。



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