南禅寺順正 庭園「名教楽地」
南禅寺界隈の庭園 地図 料亭・高級旅館の庭 順正書院と露地



順正書院

南禅寺参道にある湯豆腐、懐石料理の順正。
京都でも名前の知られたお店なのですが、意外に訪れるのは初めて。庭とその周囲の景色は想像以上の美しさでした。






なるべく人がいないときに撮影したいと思い、開店時間(11時)前に名前を予約票に書き込んだのですが、既にもう6人目。
ただ早く並んだ甲斐があり、このような美しい景色を見ながら湯豆腐を頂くことができました。







食事の間に次々と訪れる来店客。「この人たちが食事をしている間に誰も居ない庭を観たい」と思い、
早々と食べ終わって待望の庭へ。順正書院とともに国の登録文化財に指定されている石門をくぐり、いよいよ庭に入ります。






石門に刻まれた字は「名教楽地」。
中国の史書「晋書」からの言葉で、意味は「人として行うべき道を外れなければ、自ずと楽しい境地になる」

この石門、とてもシンプルな造りなのですが、じわりと迫る不思議な魅力があります。









庭園の中に入ると、言葉を失うほどの絶景。色鮮やかな紅葉と緑の苔庭、端正な書院と九重塔が別世界をつくり出しています。









写真からも美しさは少しでも伝わると思うのですが、実際は大げさではなく、息を呑む光景でした。











要所に置かれた石燈籠や石橋などが風景を引き締めます。それにしても紅葉と苔が太陽の光を浴びてまばゆい美しさ















しばし書院の縁側にもたれてぼ〜っとしていたのですが、初冬の風が吹くたびに紅葉がはらはらと地上へ。
この時の瞬間、風の感覚はたぶんずっと忘れないだろうなぁと思うくらい贅沢な時間でした。












個人的にあまり石塔は興味ないのですが、ここ順正の庭園に関してだけはその端正な姿と紅葉との組み合わせが絶妙で感動






順正は書院を中心に丹後屋、草々庵、涼庭閣という3軒の建物(食事処)が庭を囲む形で建てられています
(この図は順正のホームページからお借りしました)。





石門から続く「行」のかたちの延段も美しく。






書院正面の池泉庭園だけではなく、順正では各建物の横にさまざまな形式の庭が作られています。

順正書院と露地



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