妙顕寺 桜の「四海唱導の庭」 京都の庭園 京都の枯山水 桜の風景 MAP

書院前 光琳曲水の庭




上京の街中にある妙顕寺(みょうけんじ)。
訪れたときは桜が満開で、仏殿前の「四海唱導の庭」は当初の予想を超える華やかさに包まれていました。









勅使門の横に立つ桜の美しさ、艶やかさ









たった一本で庭の雰囲気を一挙に変えてくれる桜の存在はやはり偉大ですね。
同じように見事な桜が石庭に華やかさを添えていた龍安寺石庭を思い出しました(龍安寺の桜は老木を理由に伐採されてしまいました)。









暖かい春の陽気の中、枯山水と桜が調和する風景はずっと眺めていても飽きません。






縁側に置かれた「花手水」(はなちょうず)。まさに「花の寺」ですね。









庭園を離れ、境内に足を運んでも桜は満開・・・・。桜の名所として大きく宣伝されることもないので、比較的人も少なく、ゆっくりと花を愛でることができます。






どうしても花に目が奪われてしまいますが、庭としては向かって左に作られた苔庭も見逃せません。









これに庭に石灯籠が置かれ、枯れ滝の石組みも作られています。








この一画だけを観ると、立派な苔庭。秋には紅葉が苔の上、という桜の季節とはまた異なる美しさが楽しめるようです。






妙顕寺は日蓮宗の名刹で、1321年に建立されました。詳細な歴史などは公式サイトを参照してください。

書院前 光琳曲水の庭



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