妙顕寺 光琳曲水の庭、孟宗竹の庭 京都の庭園 京都の枯山水 桜の風景 MAP
→ 仏殿前 四海唱導の庭
妙顕寺(みょうけんじ)には、四海唱導の庭の他にも複数の庭園があります。
こちらは孟宗竹と苔だけで作られた「孟宗竹の苔庭」。都心の寺院で竹を鑑賞できる貴重な空間です。
書院前には、広々とした「光琳曲水の庭」。妙顕寺を菩提寺としていた尾形光琳が作った庭を復元しました。
優美な曲線を描く白砂が「曲水」を表しているのでしょうか。
広すぎて、なかなか初見ではこの庭の全容がつかめないのですが、まず目に付いたのは松の枝振り。
いつもはあまり植栽には興味が湧かないのですが、東福寺の一華院を訪れた時と同じく、松の素晴らしさに感動しました。
露地庭風の一画も。苔をベースに白砂、露地を配している造りは大徳寺黄梅院の直中庭(じきちゅうてい)にもどことなく似ている雰囲気も。
庭園を去る前に書院の内部から。もう一度、ゆっくりと訪れてみたい名庭です。
妙顕寺には、水琴窟の音が聴ける「抱一曲水の庭」(五色椿と赤松の庭)もあります。
実は妙顕寺、自分が通っていた小学校の学区内。確か当時の住職の息子さんが同級生で、何回か遊びに行った覚えがあります。
まさか何十年か後に庭に興味が出て、再訪するとは思いませんでした(笑) おまけに妙顕寺にこれほど素晴らしい庭があったとは驚きです。
→ 仏殿前 四海唱導の庭
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