


堪庵(たんあん)は本館東側の庭に。
本来の「堪庵」はこの建物の右端の茶室の名称です(平面図は京都国立博物館のホームページからの引用です)。
建物全体は公家屋敷の伝統を継承して作られ、1958年に料亭「順正」を創始した上田堪一郎(上田堪庵)氏から寄贈されました。


茶室は三畳の本勝手台目切(出炉)で、大徳寺真珠庵の庭玉軒を写したとされています。

玄関横の露地。茶室に関しては、京都の国立博物館より、東京の国立博物館の方が充実していますね。
茶道の本場として、もう少し京都国立博物館には、茶室や露地に力を入れて欲しい気もします。

書院前の庭は紅葉の落ち葉で覆われて、晩秋らしい趨きに

玄関の写真を撮影しているとき、霙が降ってきました。京の冬の訪れ、かな。

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