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 大仙院  龍源院  黄梅院 高桐院  瑞峯院  興臨院  酬恩庵(一休寺) 祥雲寺(東京)                

  大仙院

限られた空間に創られた書院庭園の枯山水と、花頭窓から眺めるその光景はまさに立体的な水墨画。
石と砂と植栽が織り成す造形は、日本の庭園の最高傑作と思います。
中根金作が作庭した穏やかな中庭(中海)、沙羅双樹が彩りを添える方丈南庭も洗練された美しさ





  
龍源院

方丈を取り巻くように個性的な庭が配されています。室町時代に作庭された、苔が美しい北庭(龍吟庭、りょうぎんてい
斬新なデザインの南庭(一枝坦、いっしだん)のほか、露地の趣を持つこ沱庭(こだてい)、坪庭の
東滴壺(とうてきこ)――。
決して広くない塔頭ですが、庭の世界は無限に広がります(こ沱庭の「こ」は、さんずい偏、虎かんむりに「乎」です)。




  黄梅院

千利休が作庭したとされる苔庭の直中庭(じきちゅうてい)
枯山水の破頭庭、はとうてい)作仏庭(さぶつてい)閑坐庭(かんざてい)、苔が見事な玄関・庫裏前庭
日本庭園の全ての要素を備え、そのどれもが限りなく洗練されて美しい黄梅院。
境内には多くの茶室も配され、さすが茶道と庭園の頂点に相応しい大徳寺の塔頭とあらためて痛感しました。冬の黄梅院も見応え




 高桐院 
紅葉の高桐院

楓に覆われた参道と苔庭の中に一基の石灯籠が建つ方丈南庭。
新緑の季節には幽玄な美しさ、紅葉の季節は華やかな中にもわびさびの雰囲気を残し、
日本庭園が持つ趣の深さを感じ取ることができます。



  瑞峯院独座庭 閑眠庭

方丈の四方に枯山水、茶庭が作られています。南庭(独坐庭、どくざてい)は重森三玲の作庭で、
石と砂だけで荒々しい海を現しています。迫力! 北側には静かな雰囲気の枯山水、閑眠庭(かんみんてい)があります。





 興臨院 紅葉の興臨院

方丈前庭は中根金作の作庭で、穏やかで優しい曲線が印象的。
この塔頭を訪れて初めて中根金作の個性と、紅葉の美しさを知りました。特別公開の庭園です。





京都でどこのお寺が好きですか?と訊ねられたとき、まずいちばんに頭に浮かぶのが「大徳寺」。
何ていうのか、計算されたものかどうかはわからないのですが、
庭そのものの造作だけではなく、
土塀に映える寒椿の枝振りや井戸の配置などちょっとした「脇役」の存在が他のお寺とはちょっと違うというか。
主観ですが、侘び寂びの雰囲気にあふれながら、いっさい「鄙」を感じさせないところが「す、すごい」と思ってしまいます。
庭そのものも、大仙院の山水画のような書院庭園、真珠庵の七五三の庭、
龍源院の個性的な4つの庭、高桐院の苔庭、黄梅院の千利休作の庭や端正や枯山水、孤篷庵の忘筌席――どこも完璧なまでに美しい。
お寺の良さを再認識したのは仕事の合間にふと訪ねた鎌倉円覚寺でしたが、
円覚寺でお寺の雰囲気の良さに改めて気づき、大徳寺で庭に対する関心が一挙に高まったという感じでしょうか。



  酬恩庵(一休寺)

京都市内を離れた府下・京田辺市の酬恩庵。一休さんで有名なお寺ですが、枯山水の庭園は見事




  祥雲寺(東京)

東京の都心近く、渋谷区広尾にある大徳寺派の名刹。数多くの茶室、洗練された露地などは関東で貴重




  南宗寺(大阪府堺市)

大阪府堺市の南宗寺も大徳寺派の名刹として有名。両寺院とも、とても素敵な雰囲気です。






   総見院

大徳寺境内の総見院。織田信長の菩提寺で、特別公開されるときがあります。




こちらは完全非公開の龍光院(曜変天目茶碗で有名))。
門から覗き見るだけでも、
他の寺院にはない、大徳寺ならではの庭の趣を感じることができます。




両親がなぜか新婚時代に仮寓していた真珠庵。その縁で2回ほど訪れたことがありますが、写真撮影は禁止だったので、
内部の写真はありませんが、庭は本当に美しく、最高峰だと思います

孤篷庵も祖父の跡を継いで文化財の設計技師をしていた叔父に連れて行ってもらったのですが、残念ながら写真は禁止。
それでも、一見の価値は十分にあるので、特別公開の際にはぜひ拝観を!



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