大徳寺興臨院　　 　　地図　 　京都の庭園　　50音順一覧　　京都と東京の茶室　　京都の枯山水
三門の西側に建つ興臨院（室町期の建立）。前田家の菩提寺としても有名です。 創建は室町時代の16世紀で、江戸時代からは加賀百万石の大大名、前田家の菩提寺になりました。 方丈（本堂）と玄関（唐門）は室町期の建立で、重要文化財。 特に唐門は（個人的に）大徳寺の中でもいちばん美しく、端正な造形と思います。 庭園では中根金作が復元した方丈前庭がメインですが、 茶室「涵虚亭」の周囲に拡がる露地、紅葉の季節には幻想的な世界が拡がる北庭も見応えがあります （拝観謝絶の塔頭（たっちゅう）が多い大徳寺ですが、興臨院は春秋に公開される場合が多いので、ホームページなどでご確認を）。 玄関 三門の西側に建つ興臨院（室町期の建立）。前田家の菩提寺としても有名です。 最も洗練された禅刹の大徳寺の中でも、とりわけ美しい唐門と花頭窓はまさに禅宗建築の傑作です。
方丈前庭 重要文化財の方丈前に広がる前庭は中根金作の復元。 蓬莱式の枯山水庭園で、桃山文化の面影を残す庭に蘇りました。正面の石を結ぶ石橋の位置が特徴的 茶室「涵虚亭（かんきょてい）」 涵虚亭は戦前の実業家で、篤志家の山口玄洞が寄進しました。 涵虚亭周囲の露地は水の流れが採り入れられた一風変わった趣向ですが、きめ細かいつくりで洗練された斬新さ 紅葉の興臨院 わびさびの雰囲気に満ちた北庭も、紅葉の季節には紅葉と黄葉が競演する別世界に
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