祥雲寺 臨済宗大徳寺派 (渋谷区広尾)  



東京の庭園  50音順リスト  東京の露地  MAP  祥雲寺の茶室と露地



高級店やレストラン、カフェが建ち並ぶ広尾の商店街からほんの数分の場所にある祥雲寺。
インターネットで茶室と露地があることを知り、電話であらかじめ承諾を得てから伺いました。
境内は広尾の街のにぎわいと別世界のような静かな和の世界。祥雲寺の歴史などは公式ページをご参照ください。







非公開の庭園で、まず目に入るのは紫陽花と茶室への回廊






新緑と苔に包まれて、回廊の先に建つ茶室「洞明庵」









風格を漂わせる石灯籠や木々の枝ぶりも見事な茶室周りの庭。茶室と周辺の露地は、こちらのページでさらに詳しく。







庭は茶室を越えて、さらに奥へ拡がります。






手入れされた苔が見事な美しさ。東京の都心近くとは思えない贅沢な空間と時間の流れ









苔に包まれた自然石の蹲踞(つくばい)。初夏の木漏れ日も美しく









ここに設置された蹲踞(つくばい)も簡素ながら味わいと趣が深い造り









こういうちょっとした庭の作り、主観かもしれませんが、 何気ない、細かいところまで美意識を大切にする造作は大徳寺派の寺院ならでは。
鄙(ひな)を全く感じさせない、本当に洗練された「和の美しさ」





【撮影後記】

東京にこのような素晴らしい苔庭、露地があるとは全く知らず、本当に驚きました。
非公開の庭園への立ち入りを快く許可してくださったご住職には心から感謝の気持ちでいっぱいです。
広尾という東京の真ん中で、「市中の山居」そのままの露地、苔庭に出逢えたことは大きな大きな感動でした。



茶室に通じる回廊



自分が庭の拝観を終えて外に出るとき、はしゃぎ回る幼児たちを連れた若い主婦の二人づれが「この庭って誰でも見られるんですかぁ?」と。
撮影に至った経緯を説明すると、「そうなんだぁ」と会釈もせずに立ち去っていきました。
子供たちは静寂なお寺の境内で走り回り、はしゃぎまくり、泣いていても放置の主婦お二人。
このような親子がどんな気持ちで庭を鑑賞しようと思ったんだろう。ちゃんと子供が苔を踏まずに飛び石を歩くように注意したり、
しつけもできるんだろうかと不思議な気持ちになりました。




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