大徳寺黄梅院 方丈(本堂)前「破頭庭」

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本堂と玄関の前に広がる破頭庭(はとうてい)。
名前の由来は、禅宗開祖の一人とされる弘忍禅師ゆかりの中国の破頭山東禅寺から。
遠方に苔庭、手前に白砂、そして片隅には扇形の砂紋というシンプルな構成が限りなく美しいです。



土壁の色、苔とそこに置かれた石、その前に拡がる白砂。
最も好きな枯山水庭園の一つです。正面の石は文殊菩薩と普賢菩薩を表しているとか。


菩薩の両石の形状、配置場所ともに考え抜かれた構図ですね。


花頭窓の前には沙羅双樹の木と求道者を表すとされる平らな石


この三石を総称して「聴聞石」と呼ぶそうで、本堂の釈尊の説法を聴聞している姿を表しています。


玄関の花頭窓から覗く破頭庭

花頭窓からの風景は、冬の方が凜とした美しさが際立つ印象も受けますね → 冬の黄梅院
(花頭窓付近からの写真は特別に許可を頂いて撮影しました)。

破頭庭の片隅は露地庭風の一画になっています。
紅葉の破頭庭

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