編笠門と土塀の庭  (東京都某寺院)  東京の庭園  安諸定男氏の庭園 

 



都内に安諸定男氏の庭があることを知り、電話で趣旨を説明して拝観をお願いしたところ、
快く認めてくださいました。ただ観光寺院でもなく、原則的に非公開なので、念のため寺院の名前は伏せておきます。






都心の街中に位置するので、家やビルがすぐ横に迫っていますが、
庭が別次元の世界をつくりだしているので、ほとんど気になりませんでした。
それほど安諸定男氏の庭は個性的で、鑑賞者を独自の世界に引き込む力に溢れています。









黄土色の土塀と底近くに石を積み上げる造り方はまさに安諸定男氏の世界観ですね。









土塀のこの迫力!






かなり以前からここに作られていたかのような伝統を感じますが、
お寺の方の説明によると、作庭時期は1968年。薄っぺらい新しさを感じさせない素敵な庭です。









独創的な形状の手水鉢。伝統を大切にした庭の中で、さりげなく斬新さをアピールしています。









苔むした屋根を頂く編笠門。安諸定男氏の庭にはこの形状の門が設置されていることが多いようです。






訪れたのは秋の晴天の日。窓硝子の向こうに窓を一望できる部屋に案内して頂き、
「どうぞごゆっくりご覧下さい。お庭に出て頂いてもかまいませんよ」と温かいお気遣い。
おかげさまで、貴重な時間を過ごすことができました。ありがとうございました!




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