京都平安ホテル(旧平安会館) 京都の庭園 小川治兵衛の庭 トップページ MAP

 



烏丸通りを挟み、京都御苑の西側に建つ京都平安ホテル。
近所だったので「平安会館」だった頃には、その前を何百回以上も通っていたのですが、小川治兵衛作庭の名園があったとは全く知りませんでした。

メインは庭の中央にある池なのですが、庭の要所に置かれた石灯籠と名石が目を引きます。









平地に造られた段差に置かれた石灯籠、水が滴る滝組がさらに立体的な光景をつくり出します。






飛び石の形も個性的









池の畔に建つ四阿(あずまや)。一見すると普通の建物なのですが――。









朱色に塗られた壁に円窓という祇園のお茶屋にありそうな粋な作り









四阿の周辺は、蹲踞(つくばい)が置かれた露地庭風の造りになっています。









訪れたのは早春の夕暮れ。薄暗くなる前の少し寂しい黄昏の庭
に文字通り花を添える紅梅






平安ホテルの敷地には、江戸時代に醍醐家の邸宅があったそうです。醍醐家は、近衛家など五摂家に次ぐ家格の「清華(せいが)家」。
明治時代には、五爵の上から2つめとなる「侯爵」となりました(武家では徳川御三家などが侯爵)。







京都の町家が集まる上京(かみぎょう)の広くない敷地に、池泉、築山、露地など日本庭園の主要な要素を織り込んだ平安ホテルの庭園。
宿泊者以外でも、散策することが可能です。近くには平安女学院旧有栖川宮邸宅(平安女学院有栖館)も。




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