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広間から眺める茶室、そして書院。それぞれの部屋が水の上に雁行型に建てられているのがわかります。伊集院の卓越した美意識に感動…。










障子越しに観る露地。こちらの部屋も廂(ひさし)が長く、廣誠院の大きな、美しい特徴に









広間の濡れ縁は竹で編まれています。蹲踞(つくばい)の手水鉢は鴨川に架かっていた橋脚を再活用したもの。文字が彫られています。
この躙り口から茶室に入ると、別世界の小宇宙に突入ですね。






光と影がつくり出す茶室の空間(美しさに見とれて、しっかり撮影してこなかった後悔・・・・)












障子の腰板や床の間横の襖に描かれた金箔地の絵、下地窓の意匠が素晴らしい、広間の内部












庭には三尊石と見事な一枚石の石橋。水面を覆う楓の緑も鮮やかに






どの角度から眺めても美しい風景を切り取ることができる廣誠院。決して広大な敷地ではないのですが、見どころ満載です。
訪れたときは初夏の新緑が美しい頃。秋には紅葉が色を添え、庭の表情もまた違う彩りになるかと思うと、違う季節にも訪れたいですね。











書院、広間、庭の見学を終えた後はこちらでお茶とお菓子を頂けます。至福のひととき。
ちなみに廣誠院では、一棟貸しの宿坊もあります。ただ宿坊と言っても、通常のイメージとは異なり、いわゆる海外などにある高級コンドミニアムの戸建てバージョン。
複数のベッドルームに最新設備のバスルームなどが完備されており、家族などでこの京都有数の名庭を心から堪能することができます。






ちょっとした風景でも絵になる廣誠院。細かいところへのお手入れ、ご配慮が感じられます。枝折戸の編み方が綺麗ですね。




  書院、次の間

書院と次の間の襖絵「雪中三獣図」(森狙仙作)



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