![]() 吉田家住宅(無名舎) ![]() |
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![]() ![]() ![]() 特別公開されていた吉田家住宅(無名舎)。 「新町通六角下ル」という京都のど真ん中に残る伝統的な京町家です。 ![]() ![]() 玄関からは、いきなり京都の坪庭文化を体現したような庭が。石灯籠に棕櫚竹、手水鉢、踏み石・・・。 この配置と、部屋の中の暗さと庭の明るさの対照が絶妙です。 ![]() ![]() 部屋の中と、(かつての)店側から観る玄関前の坪庭。どの角度から眺めても上品な佇まいですね。 ![]() 部屋に入ると、奥にもう一つの庭。こちらは坪庭と言うより中庭という感じですね。 ![]() ![]() 京都の暑い夏を少しでも涼しげに過ごすための簾戸(すど)。 締め切ると、庭がスクリーンに映し出されるようば赴きに。日本の美しさですね。 ![]() ![]() こちらの庭も決して広くないのですが、限られたスペースに石灯籠や置き石、植栽が上手く配置されていて、 ずっと眺めていても飽きません。生活の中に溶け込んだ庭こそ、さりげない工夫が凝らしてあることを再認識できます。 ![]() 二階は当時の商家のままの佇まいが保存されています。光と影が織りなす空間が美しい。 ![]() 簾を通して観る外の風景。日除けのための簾が掛かっているだけで、涼感と「京都の町家」らしさを感じますね。 ![]() ![]() 京の商家の庭と生活空間をそのまま大切に保存されている吉田家。 京都の旧家、料亭、名刹はそれぞれが独自の世界をつくり出す小宇宙であることを、あらためて認識させてくれます。 ![]() Copyright © Goto N. All Rights Reserved |