醍醐寺三宝院 紅葉と夜間拝観  



表書院と庭園 
純浄観  奥宸殿と茶室「松月亭」  桃山文化の庭園



ちょうど紅葉の盛りと重なった時期に醍醐寺拝観(2024年12月1日)







国宝の唐門周辺の楓。暮れなずむ夕刻の光景に紅が浮かび上がります。





夕日と紅葉のコラボは写真で伝えられないほどの美しさでした。
胸がキュンと締め付けられるような、郷愁的という言葉が当てはまるかもしれません。







庭園では点在する楓がいつもの緑一色の庭
をさらに華やかな庭に










藤戸石と三段の滝周辺にも彩りを添える楓





夕暮れから夜に変わる瞬間に始まる夜間拝観。
自分は伽藍エリアよりも三宝院のライトアップが観たかったので、JR東海の「夜間貸切特別拝観」に申し込みました。




このキャンペーンでは、三宝院の拝観時間は午後5時15分から午後6時30分まで。
さらに伽藍エリアは、一般参拝客よりも15分早い午後5時45分から入場できるので、行列や混雑を回避することが可能。三宝院では純浄観や奥宸殿(一般の場合は別料金)も見学できることを考えると、
料金も一般参拝の場合とそれほど大差がないのでお勧めです。








夜間の三宝院庭園は本当に幻想的。
人数も限られていたので、静謐な雰囲気の中でゆっくり庭を鑑賞することができます。





梢の上には星も輝き、別世界に身を置いているような感覚。
この光景とそのときに感じた少し冷たい風はずっと忘れないと思います。




天下の名石「藤戸石」も照明でさらに輝きを増して――








醍醐寺の紅葉で最も有名なのは伽藍エリアの弁天池周辺





さすがに有名なだけあって紅葉も美しく、幻想的な光景でしたが、
個人的には「醍醐寺、京都ならではの風景!」とあまり思えなかったかもしれません
(地方でも同じように美しい紅葉と風景は見られるかなぁと)。
ただ弁天堂が尾道出身の山口玄洞の寄進と知り、改めて京都の寺社に対する貢献の大きさを痛感しました。




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表書院と庭園





純浄観





奥宸殿と茶室「松月亭」





醍醐寺金堂、五重塔




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