玄関と藤の間、夕映の間の庭 ―雪見障子の風景―    京都迎賓館 御所・離宮 京都の名庭 京都の庭園  地図








迎賓館の玄関を入ると、正面には雪見障子の要素を採り入れた窓









雪見障子越しに観るネビキグサの庭。ネビキグサは、稲を表しているようで、一年を通して枯れないそうです。






広々とした藤の間から、雪見障子越しに観る庭の風景は圧巻









晴れた日の午後、池の水紋が障子に映り、幻想的な美しさ









光と影と水が織りなす、ゆらゆらと煌めく光景はずっと眺めていたいほどでした。









写真ではわかりにくいですが、藤の間の壁には金砂子(?)が埋め込まれてあり、光が当たった場所だけきらきらと輝きます。






藤の間正面の壁面装飾「麗花」の桜。見事な意匠でした。









「夕映の間」から観る池泉庭園の「海」の部分。建物の高さ、窓の広がり、柳と稲(ネビキグサ)・・・・。
建物と庭園が一体化した「庭屋一如」の概念が最大限活かされていることを改めて認識しました。






京都らしさ満載の迎賓館。廊下も無駄を排除してとてもシンプルな空間に。現代の伝統美の極致ですね。




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