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旧邸御室 茶室「双庵」と中庭

【所在地】 右京区 【地域】 衣笠・御室の庭 【庭の形態】 坪庭・露地 【参照】 公式サイト
庭の斜面を上がり、木々に覆われた丘の上から観る旧邸御室の主屋


丘の上には四畳半間の茶室「双庵(ならびあん)」と腰掛待合。
茶室に関しては、文化庁や「京都を彩る建物や庭園」のサイトに詳しい情報が掲載されています。


特に目を惹くのは腰掛待合の役石やその前に置かれた富士山型の蹲踞(つくばい)
それぞれの石の色や形、風合いがとても個性的で、この庭を作った人はかなりの数奇者だったことが分かります。

腰掛待合の円窓、狭い空間がつくり出す独自の世界


茶室は出窓、貴人口、躙口(にじりぐち)のどこからも光が入り込む明るいつくりに


付書院風の出窓の下にも窓が設けられ、額縁のような景色を楽しむことができます。

出窓からは御室の山並みなど広々とした風景が拡がります。



旧邸御室には、大広間の北側、室内の茶室と洋間の間にちょっとした坪庭もつくられています。



「ちょっとした庭」と書きましたが、立派な石燈籠が置かれた本格的な坪庭で、
こちらにも高級な名石の代名詞とされている鞍馬石が使われています。


ひとあし早く、前年にここを訪れた親友から感想を訊いていた通り、
机に映った緑の鏡、立体的な庭園、役石が個性的な茶室などなど本当に素晴らしい庭園でした。


御室までは北野白梅町から懐かしの嵐電に乗って。
白梅町の駅舎は変わってしまいましたが、龍安寺に住んでいた祖父の家を訪ねるときと
ほとんど趣が変わっていない嵐電は懐かしいですね。
→ 旧邸御室の主庭

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