二条通界隈の庭    京都の坪庭・露地  京都の庭園  トップページ  地図





いわゆる「洛中」の一画を構成する京都のど真ん中で、京都発祥の老舗などが点在しています。
三条通や四条通と比べると、商業施設よりもどちらかと言えば、企業や事務所などが多い地域。
特に最近は京都御所の南という立地の良さから、マンションの需要が高まっているようですね。

ここでは、二条通を中心に鴨川から二条城までの間に存在する庭(+近代建築)を
東から順に集めてみました。




ザ・リッツ・カールトン京都  鴨川二条大橋西詰

フォーシーズンズホテルと並ぶ超高級ホテル。水が流れる「枯山水」風の庭園だけでなく、館内の庭も洗練されています。






がんこ高瀬川二条苑(高瀬川源流庭苑)  木屋町通二条下ル

山縣有朋の「第二無鄰菴」として作られ、七代目小川治兵衛が作庭しました。高瀬川の流れと数多くの石燈籠が美しい京都有数の名園






廣誠院  河原町通二条下ル東入

数寄屋造りの書院と光と影が美しい茶室、そして高瀬川の水が流れ込む庭園。「和」の美しさが凝縮された希少な存在です。






キンシ正宗堀野記念館  堺町通二条上ル

洛中に残る醸造元の旧本宅に残る坪庭。町家の構造のほか、日本酒の醸造過程などを教えてもらえます。







松栄堂本店  烏丸通二条上ル

本家尾張屋本店  車屋町通二条下ル

蕎麦の老舗で有名な本家尾張屋とお香の老舗、松栄堂のちょっとした露地。尾張屋の蕎麦も松栄堂のお香も個人的に大好きです。






二条城二の丸庭園  中京区

桃山文化の豪華さを具体化した見事な造形、二の丸御殿の豪華さも必見







京都御幸町教会  御幸町通二条下ル

ヴォーリズが設計した大正期(1913年)の教会。煉瓦津繰りの瀟洒な小建築で、町家が建ち並ぶ旧市街に溶け込んでいます。






京都ハリストス正教会  柳馬場通二条上ル

街中に突然現れる木造の洋風建築。寺社庭園だけなく、戦前の洋風建築が豊富に存在するのも京都のもう一つの顔です。
電気、電車、キリスト教、煉瓦建築――など京都が意外に西洋化の先鞭を切っていたのも意外に知られていない事実です。





【撮影後記】
上に書いたように三条通や四条通と比べると、公開されてる庭も少なく、少し地味な感じもしますが、
廣誠院高瀬川源流庭苑など京都でも有数の洗練された、歴史ある庭が点在しています。
ともに高瀬川から水を引き入れ、
長州藩の山縣有朋や薩摩藩の伊集院兼常など、明治時代の大物と関係が深いのも大きな特徴。
さらに酒造のキンシ正宗堀野記念館や室町時代からの歴史を重ねてきた本家尾張屋本店
300年以上前からお香を製造してきた松栄堂本店など、さすが京都のど真ん中とも言える老舗が点在するのもこの地域ならでは。
三条通や四条通から少し足を伸ばして、二条通まで足を伸ばすと新たな発見があるかもしれません。



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