地域別では、南禅寺界隈や東山の高台寺、清水寺周辺がやはり京都らしい華やかなエリア。
桃山時代(江戸時代初期)から七代目小川治兵衛が活躍した近代の作品まで、
政財界の大物が手がけた邸宅や別荘、ホテルやレストランなどに多彩な庭が残されています。
都心に当たる洛中の三条・四条通界隈は老舗が集中しているため、坪庭の宝庫。
ただ住宅でもあり、営業を続けている企業でもあるので、なかなか公開される機会はありません。
特別公開日などに注意が必要です(毎年3月8日の前後には町家の日として洛中の町家が公開されます)。
観光地や繁華街としては地味な存在ですが、西陣などの上京(かみぎょう)も老舗が多く、個性的な坪庭が多い場所です。
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